私と上司の秘密

圭介side

『俺は、年甲斐もなく、凛に対して、すごく異常と言えるくらいの執着心をもってしいるんじゃないか…。』

と最近つくづく感じる時がある。


俺が『理想とする脚』をもっている女性と
今までいろいろ付き合ってきたが、そんなに
女性に対して、嫉妬したり執着したり固執したりすることなんて、なかった気がする。


付き合っていた女と例え数日間会わなかったとしても、そいつのこと、そんなに気にならなかったかも知れない…。


女の方から、別れを告げられても、引き止めることなく、あっさり別れた。


『きっと、女の脚にしか興味なく、
真剣に付き合ってなかったんだろう…。』


昔の俺は、最悪な奴だったとつくづく思う。


でも凛の脚を初めて見たときから、その脚をに魅せられて、離れることなんて出来ない。



< 96 / 299 >

この作品をシェア

pagetop