愛してる。

はじまり





それから私たちは場所を変えることになり、ここから少し歩いたところにあるBARにいくことになった。





部長についていくと一軒のお店が見えてきた。
そこは、路地を曲がった所にあるので人目につきにくく隠れ家的のようだった。
店内に入ると、中の雰囲気はとてもお洒落な内装で落ち着いた空間になっていた。





部長は入るなりマスターらしき人に声を掛けていた。





「よっ!久々に飲みに来た。とりあえず俺はビールね、彼女にはカシスオレンジでお願いね」





そう言った部長は「ここに座って」と椅子を出してくれた。



なんか部長って怖くもないし、紳士だし、鬼と呼ばれるようなところは何もないように思えるんだけど___




そんなことを考えていると、部長が話しかけてくれた。






「さっきの話の続きを聞いてもいいかな?」





あーそうだった。
遼矢たちのこと話さなきゃいけないんだった。





そう思うと、さっきの光景を思い出してしまい視界がぼやけて見えた。




ダメだ、止まったはずの涙がまた出てきちゃった。










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