姫は冷血王子の所有物

姫はお悩み中です




「それは恋よ!!」










開口一番。










昨日のことを夏実に話したら、そんなことを言われた。










「私が恋!?」










無論、その言葉に脳はついていけない。










私の頭はパニックだ。










しかも、食堂で昼休憩中に大声を出したもんだから、周りは何事かとこちらを見てる。










「‥‥なんでそんな話になるのよ。」










今度は小さい声で夏実に聞く。

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