少し、覗いていきませんか?

◯◯◯と◯◯◯◯



そんな私を気味悪がって水をかけられたりもした。

正直、なんとも思わなかった。
強いて言えば、服が濡れてしまった、風邪を引かなくて良かった。
くらい。


そんな中、私は彼に出会った。


「もう、そんなことやめたらどうですか?かっこ悪いですよ」


そう言って、私と奴らの間に立った。



そんなことしても利益なんか無いのに何故庇うように立つのだ。
ありがとうと言って欲しいだけなのか?


その時は私はそう思っただけだった。
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