SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
*4*

同居人第三号

***数ヶ月後




ここのところ肌寒い日が続いた。
校庭の木は落ち葉となり
すっかり秋になっていた。




私の学校ではもうすぐ
文化祭を迎えようとしていた。




授業は一時中断され
文化祭の準備時間になり
生徒たちのやる気も充分だった。




「重い~~」




今は出し物で使う用具を
教室へと運んでいる最中だった。




重すぎて手がしびれてきたよ~
こんな重いなら佑聖くんに
手伝ってもらえばよかったぁ…




そんなことを思いながら
危ない足取りでせっせと運んでいた。




そういえば新しい人が来るって
言ってから結構経ったけど
本当に来るのかな?
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