幼なじみの溺愛が危険すぎる。

おまけの番外編

放課後、部室棟の前でニコニコと笑っている玲音をため息まじりに見上げた。


「じゃ、りりちゃん、俺の活躍しっかり見ておいてねっ!」


「はいはい…がんばってね」



「うん!めっちゃ、頑張るからっ」




そう言ったまま、なかなか部室棟に向かおうとしない玲音に首を傾げる。



「どうしたの、玲音?
練習行かないの?」



すると、笑顔のまま一歩近づいてきた玲音が耳元で囁いた。
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