黒板とノートと三角定規

朝方にこっそり、物音を立てないようにこっそり家に入ると・・

珍しくかーさんと鉢合わせをしてしまった。

気まずい・・・それしか脳に浮かばない。



「こんな朝方まで女の癖にフラフラして・・
そんなに家が家なら出て行けばいいのに。
どうせ、学校もいってないんでしょ?
学費の無駄なんだから」



はき捨てるように私に浴びせると、かーさんは再び


パジャマ姿で義理父の寝ている寝室へ入っていった。







どーして・・そんなことばかり言うのよ・・



ちゃんと私の事見て話てよ・・



















私・・ここに






ちゃんといるんだから・・・


















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