狩った獲物にこんなに優しくなれる獣がいるなんて…
1NEWYORK*Sentimentalくらゆい あゆ/著
あらすじ
マンハッタンOL・花連(カレン)の夫となるはずだった男は挙式中、祭壇の前に現れた別の女の手をとり、教会を出て行った。映画のような悲劇に見舞われたカレンのもとに、日本から部下として赴任してきたのは年上のやり手営業マン・セイジ。温和な仕事ぶりのセイジが、挑発的な男に豹変して“部下”でなくなるとき、二人の関係は甘く変化していく──
編集部より
ドン底状態でも気丈にふるまうカレンに、謎めいたセイジが次々と見せる忠誠な溺愛心。最悪な元婚約者の面影に悩まされるカレンを優しくフォローし、身も心も溶かしていくセイジの言動に女の憧れが詰まっています!ラストシーンまで完璧な世界観が演出されているので、余韻にたっぷり浸れることができました。
ただひたすら、愛されたい。どうすれば満たされる?
2パラサイト ラブシスコ/著
あらすじ
目を覚ますと、隣で寝ていたはずの恋人は姿を消していた。「また逃げられたんだ…」。束縛と独占欲。重すぎる愛でいつも男に捨てられてしまう朝乃は、さみしさをうめるために出かけた街で、運命の男・龍二と出会う。今までと同じように、束縛してしまう朝乃。しかし、そこで龍二がとったのは驚きの行動で…?
編集部より
重すぎる愛に悩む主人公・朝乃には、切ない過去や純粋な思いがあって、思わず胸にグッとくる大人のラブストーリー。ショーゲキ的な方法で朝乃を愛す龍二、そして過去の男、新たな男。次々変わる展開に、最後までドキドキ。愛が重くたって、溺愛したってかまわない。そう思えるあったかくて切ない作品です。
好きな女性のためなら何でもする世界最強の溺愛王!
3素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…杉並 リコ/著
あらすじ
どこにでもいるいたって普通の新人OL渋谷愛美。お酒を飲みすぎた翌朝、同じ部屋にいたのは飲食店や不動産会社などの社長をしている笠井貴俊だった。愛美を見初めてしまった貴俊は、つきあってもいないのに、愛美をマンションの空き部屋に同居させ、車での送り迎えをつける。それでも心配で愛美の働いている会社まで買収してしまう。
編集部より
現実的にはどう考えたってありえない溺愛っぷりをみせる貴俊。愛美にほしいものを買い与えるだけでなく、自分の好きな女性と一緒になれるなら、社長という地位すら捨ててもかまわないと思うほどの男気もあります。趣味としての溺愛でなく、生きがいとしてとことん愛美を溺愛する様は、貴俊を溺愛王と呼ぶのがふさわしい!
愛することにも愛されることにも、慣れてないから…
4ほどよい愛惣領莉沙/著
あらすじ
建築家の両親を幼くして亡くした葵は、自らも建築の道へ。入社3年目の会社では、上司の恭汰と、体は重ねるものの恋人とは言えないような微妙な関係だった。しかし、恭汰の本当の気持ちは別のところにあって…。
編集部より
誰がどう見ても想い合っているのに、当の本人たちは互いの気持ちが見えなくて…というのは、恋愛の基本原理なのかもしれません。この作品は葵の視点だけではなく、恭汰から見た物語も紡がれているので、愛する彼女のことを溺愛するあまりに“言わない、言えない”意外に複雑なオトコゴコロがわかっちゃいます!
この愛の鎖から、もう逃げることなどできない…。
3─侵食─悪魔のような男ピングレ/著
あらすじ
高校生のユウリは、クラスメイトに紹介された喫茶店でバイトをしていた。やがて、天城劉兒という年上の常連客に恋心を抱くようになるが、実は彼は、ユウリを手に入れるためなら手段を選ばない、悪魔のような男で…。
編集部より
ユウリを溺愛しすぎるあまり執着してしまう劉兒。彼の行動にはゾッとするものがありますが、それは愛の大きさゆえ。段々とエスカレートしてユウリへの束縛も、やりすぎたと思う反面、そこまで愛されるユウリがちょっとだけ羨ましくなったり。ユウリの行き着く先は、地獄?それとも…?