2016年10月発売のスターツ出版文庫
スターツ出版文庫は、書店の「新刊・話題の書」コーナーや「ライト文芸」コーナーに置いてある場合が多いです。見当たらない場合は今一度売り場をご確認ください。
- 君は、あたしの生きる理由だったの。
ずっとずっと、昔から——。 - そして君は、風になる。
- イラストレーター:いつか
- 2016年10月28日発売
- 定価616円(税込)
- 出版元:スターツ出版
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- あらすじ
- 「風になる瞬間、俺は生きてるんだって感じる」——高校1年の日向は陸上部のエース。その走る姿は、まさに透明な風だった。マネージャーとして応援する幼なじみの柚は、そんな日向へ密かに淡い恋心を抱き続けていた。しかし日向は、ある大切な約束を果たすために全力で走り切った大会後、突然の事故に遭遇し、柚をかばって意識不明になってしまう。日向にとって走ることは生きること。その希望の光を失ったふたりの運命の先に、号泣必至の奇跡が…。
- 著者コメント
- こんにちは、繭です。『風キス』が数年越しに文庫化となりました。タイトルも新しくなり、私も会いたくてたまらなかった日向が表紙に登場してくれました。応援し続けてくださった皆様、本当にありがとうございました。藤島学園の陸上部メンバーに再会して、また「青春」のキラメキを感じていただければ嬉しいです。
- 心が悲鳴をあげていた——。
でも、君が救ってくれたんだ。 - 完全書き下ろし!!
- 夢の終わりで、君に会いたい。
- イラストレーター:中村ひなた
- 2016年10月28日発売
- 定価671円(税込)
- 出版元:スターツ出版
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- あらすじ
- 高校生の鳴海は、離婚寸前の両親を見るのがつらく、眠って夢を見ることで現実逃避していた。ある日、ジャングルジムから落ちてしまったことをきっかけに、鳴海は正夢を見るようになる。夢で見た通り、転校生の雅紀と出会うが、彼もまた、孤独を抱えていた。徐々に雅紀に惹かれていく鳴海は、雅紀の力になりたいと、正夢で見たことをヒントに、雅紀を救おうとする。しかし、鳴海の夢には悲しい秘密があった——。ラスト、ふたりの間に起こる奇跡に、涙が溢れる。
- 著者コメント
- こんにちは、いぬじゅんです。このたびスタ文の2作品目を発表することができ、感謝でいっぱいです。「夜に見た夢が現実に起きたらどうなるのだろう?」そんな興味から生まれた「正夢」をテーマにした物語です。書きおろしにチャレンジさせていただきましたが、楽しく描くことができました。お読みいただけると嬉しいです。