BLADE BEAST
「………ってかマジで莉央って、スタイル抜群にいいよな……」
「はぁ?」
そして晄の知り合いがやっているいう海の家を借りて、私と美織は女子更衣室なる場所で水着に着替えていた。
……のだけど、美織の視線がキモい。
サッと着替えた黒のビキニ姿をマジマジと見つめてくるやいなや、今度は自分の派手派手ビキニ姿を悔しそうに見ていて。
「なんつーか……えっろい」
「シネ」
バシンと金髪頭を叩けば、"あイテっ"と頭を抱える美織。
仕上げにパレオを巻き、キラリと耳についたピアスを光らせながら歩く私は途中に置いてあった姿鏡を眺めた。
シンプルな黒。
それと横に流している髪を残しつつ、後ろでくくった黒髪スタイル。
耳にはリゾートチックなピアスに、それに合わせたパレオ。
……そんなに凄いもんでもない。
首を一度捻ってからスタスタと外へと歩く私は完全に美織を置いていった。
「はぁ?」
そして晄の知り合いがやっているいう海の家を借りて、私と美織は女子更衣室なる場所で水着に着替えていた。
……のだけど、美織の視線がキモい。
サッと着替えた黒のビキニ姿をマジマジと見つめてくるやいなや、今度は自分の派手派手ビキニ姿を悔しそうに見ていて。
「なんつーか……えっろい」
「シネ」
バシンと金髪頭を叩けば、"あイテっ"と頭を抱える美織。
仕上げにパレオを巻き、キラリと耳についたピアスを光らせながら歩く私は途中に置いてあった姿鏡を眺めた。
シンプルな黒。
それと横に流している髪を残しつつ、後ろでくくった黒髪スタイル。
耳にはリゾートチックなピアスに、それに合わせたパレオ。
……そんなに凄いもんでもない。
首を一度捻ってからスタスタと外へと歩く私は完全に美織を置いていった。