遅刻しそうな時にぶつかるのは運命の人かと思っていました
身体を起こそうとする亜由美を鷹條は押しとどめた。
「キッチンあっちか? 冷蔵庫の飲み物とかあるか?」
「お水と……あとお茶とかあるかも」
「もらうぞ」
亜由美に布団を掛けて、自分はトランクスだけ履き、キッチンに向かう。
その後ろ姿は綺麗と言うしかなくて、布団にくるまりながら、亜由美はドキドキしながら見つめてしまった。
うっすらと付いている筋肉と引き締まった腰のラインがとても綺麗なのだ。
キッチンから戻ってきた鷹條は、水の入ったペットボトルを亜由美に渡した。
こくん、とそれを飲む亜由美の頬をそっと撫でる。
「俺は怒ってる」
少しも怒った顔はしていなかった。ただ切なそうな顔をしていた。
「大事なことは言ってくれ」
「ご……めんなさい」
「なんでも一人で我慢するなよ?」
「もう、嫌になっちゃいました?」
鷹條は口元に笑みを浮かべる。
「まさか」
そうして亜由美を抱き寄せた。
「さっきの、全部入ってない。次は全部挿れるから、覚悟してて?」
思わず亜由美は真っ赤になる。
「かーわいいなぁ。これからたくさんしような」
「キッチンあっちか? 冷蔵庫の飲み物とかあるか?」
「お水と……あとお茶とかあるかも」
「もらうぞ」
亜由美に布団を掛けて、自分はトランクスだけ履き、キッチンに向かう。
その後ろ姿は綺麗と言うしかなくて、布団にくるまりながら、亜由美はドキドキしながら見つめてしまった。
うっすらと付いている筋肉と引き締まった腰のラインがとても綺麗なのだ。
キッチンから戻ってきた鷹條は、水の入ったペットボトルを亜由美に渡した。
こくん、とそれを飲む亜由美の頬をそっと撫でる。
「俺は怒ってる」
少しも怒った顔はしていなかった。ただ切なそうな顔をしていた。
「大事なことは言ってくれ」
「ご……めんなさい」
「なんでも一人で我慢するなよ?」
「もう、嫌になっちゃいました?」
鷹條は口元に笑みを浮かべる。
「まさか」
そうして亜由美を抱き寄せた。
「さっきの、全部入ってない。次は全部挿れるから、覚悟してて?」
思わず亜由美は真っ赤になる。
「かーわいいなぁ。これからたくさんしような」