感想ノート

  • 理人さん!!
    このサイトで感想を書くのははじめてなので甘く見てくださいm(__)m

    まずは完結お疲れさまでした、そして素晴らしい物語をありがとうございました!!
    理人さんの作品はいろいろ読ませていただいているのですが、切ない系は初めて読みました。
    キャラクター、伏線、ストーリー、どれも心に刺さりました。
    千隼がどんな状況であっても愛おしそうに何度も李衣ちゃんを呼ぶ姿、李衣ちゃんが泣き叫ぶまで千隼を呼ぶ姿、そして二人をずっと見守り、いいところで10年後の伏線を回収する北條の姿。私の頭の中に具体的に想像できるくらい余韻に浸れます。
    自分の周りに難病を抱えていらっしゃる方はいないし、千隼の病気も初めて知ったのですが、分かりやすく、感情移入できてしまったのでやはり理人さんはすごいなと思います。

    個人的に北條がいいやつだな~✨と思いながら読み進めていました笑
    何度も泣いて鼻水でティッシュを大量に消費しました((
    李衣・千隼、李衣・北條、千隼・北條が羨ましすぎるほど両想いなのと固い友情で素敵でした!!
    これからも頑張ってください!
    応援しています😊


    星覇/seihau 2023/01/26 00:34

    星覇 様、初めまして✨

    なんと…!今までも理人作品をお目に通してくださっているということで、とてもとても嬉しいです。そしてこの作品も読んでくださり、感想までくださって、本当にありがとうございます…!

    この物語だけはリアリティーを追及した、理人にとっても挑戦したお話でした。いろんな面から難しいところだらけだったのですが、キャラクターたちの良さを最大限に引き出せるように精いっぱい表現しました。
    悲しいだけじゃなく、どこか心が温まるような理人作品らしさも表せていたら嬉しいです😌

    執筆が終わったあとは、その内容の濃さに理人もキャラクターたちの人生を書ききったような達成感がありました。そして、ストーリーだったり伏線だったり、すべて無駄なく書ききることができたかなと。

    北條は、最初は読者様に「こいつも結局は李衣が好きなんでしょ?」というふうに思わせておいて、皆様が想像できない動きをたくさんしたキャラクターだったのではないでしょうか。
    ただのライバルではなく、彼という偉大さも魅力のひとつだと思いますね。

    理人自身、この作品は今までの作品でいちばん泣かされたお話でもありました。もう今日は無理だ、書けない…なんて日もしばしばあったりして。
    それでも後悔ない結末を迎えることができて満足しています。

    この作品を通して、また今後の理人作品にも期待してやってください💫
    応援ありがとうございます…!そして心温まる感想、本当にありがとうございました。


    理人

    作者からの返信 2023/01/26 17:54

  • とても泣きました。
    この作品を書いて頂き本当に
    ありがとうございました😭😭😭

    ぶぶたさん 2023/01/23 19:12

    ぶぶた様、初めまして✨
    感想ありがとうございます。

    何かが心に残っているようなお話になっていましたら嬉しいです。
    こちらこそ、このお話と出会ってくださり、本当にありがとうございました😌


    理人

    作者からの返信 2023/01/23 21:12

  • 理人さん、完結お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
    たしかに、この作品は完全なるハッピーエンドではないと私も思います。現実や病気の残酷さというものがあり、別れや受け入れることの辛さというものがあって。でも、それでもこの終わりでよかった、これが精一杯の彼らの幸せでありハッピーエンドなんだと思うことができる作品でした。

    最後、李衣ちゃんの保育士の姿。それがとても李衣ちゃんらしくて『あおちゃんせんせい』これは彼女のこれからも目指していく姿であり指針であるのではないかと思いました。そして最後の最後の千明くん、彼はチョウチョウはカブトムシは、"いちばん"は。まとまらないので長く言葉にはしませんが彼は希望だと思います。

    ラッキー7、これは彼らの中心だったといえるのだと思います。彼らの運命に必ず関わってくるラッキー7。嬉しさに愛しさ、悲しみに苦しみに。それでも、どれもラッキー7で心に留まること。王様ゲーム、命日。大切な幸せな日々の象徴とも言えるのではとも考えました。

    浅倉くんの手紙はすべてをわかっているようで、でも李衣ちゃんを強く想っていること愛していること、それがいちばん強く伝わってきました。こちらの手紙は涙腺崩壊を誘うものでした。でも十年前の借り
    という部分を持ってくる点で十年という時間が李衣ちゃんを浅倉くんがひとり占めできる期間でそのあとの北條くん少しの嫉妬というものもあったのかなと勝手に考えていました。ボイスメッセージではなく手紙にしたのは特別感がでるからだけではなく震える声を隠したかったからなんて気持ちもあったのかなとも考えましたね。

    ふたりだけの世界はずっとふたりの中に存在していて、ふたりの時間こそがその世界で夢に見たことは実現していた。綺麗だけではないけどふたりが望んだ、彼が夢見た世界。それを思うと涙どころではすみませんね。

    お話を読んで思った大まかな感想です。でも全身全霊をかけて書いた理人さんへの理人さんの作品への登場人物の方々への愛です。まだまだこの感想には書ききれていません。一人一人への感想をまた送らせてもらいます。素敵な作品でした。リアリティーのなかの感情、感覚。それらをここまで引き出せるのはあなたしかいないとおもいます。理人さん、大好きです。心のそこから大好きです。
    それでは、ゆんでした。本当にありがとうございました。

    冬野 ゆん 2023/01/21 20:18

    ゆんちゃん、完結まで一緒に駆け抜けてくれて本当にありがとう。

    やっぱり書いてて思うのは、登場人物たちが結末まで案内してくれるというか。理人がこうしようって思う形じゃなく、ストーリーが自然と結末まで運んでくれるんですよね。そこで理人がうなずくイメージです。
    だからこそ、この結末になったとしてもキャラクターたちは後悔していないんです。それが理人も同じ気持ちで、最終的に読者様に伝わるんじゃないかなって。

    千明くんの存在、そしてカブトムシにチョウチョウ意味。エピローグで理人がどうしてわざわざ描いたのか。
    なんとなくですが、理人とゆんちゃんが千明くんに抱いた気持ちはまったく同じだと思います。彼は可能性だらけです。逆を言えば、そうでもあって、そうではなく、正解であって正解ではない。そんな子なんじゃないかと。
    ですので理人もあえて言及はしません。

    ラッキーセブン。卒業式の日、幻の千隼を見た李衣は「今日は今まででいちばんのラッキーセブンだね」と言ったシーン。その言葉は千隼が最期に見た夢のなかの李衣も言っていて、けれど現実ではそのあと彼の死が叔父から知らされるんですよね。
    だとしても李衣は「ラッキーセブン」と言った。そこも言葉にはできない何かを理人は表現したかったんです。

    千隼が残した手紙について、ゆんちゃんの考察に、理人は思わず心が震えました。ボイスメッセージにしなかったのは声が震えていることを隠したかったから。理人は想像もしていませんでした。すごいな…、ほんと。そうかもしれませんね。
    ただ、誰かを忘れるとき。最初は声から忘れると聞いたことがあります。それでもあえて千隼は手紙にした。そこにも彼の李衣に対する絶対的な愛があるんじゃないでしょうか。

    千隼にとっては、李衣そのものが神様がいる世界だったんでしょうね。だからそこに混ぜてくれてありがとう、と。手紙には書いていたんじゃないかな。
    いろんな考察ができる作品だと思います。そしてその考察はすべてが正しいです。

    ゆんちゃんがひとりひとりのキャラクターにどんな気持ちを抱いたのか、また感想が楽しみです。

    本当にありがとう。
    ゆんちゃんにとって、いつかふとしたときに胸に残っているひとつになってくれますように。

    理人にとっての世界は、こうして読者様と共有できる世界です。


    理人

    作者からの返信 2023/01/21 22:42

  • ◇理人◆様,こんにちは。
    わたがしです。本当は完結したあと,全て読み直してからにしようと,ずっとずっと決めていたのに……だめでした。
    キャラがいつもいい人ばかりなのはいつもの事です。そのいい人なんて簡単な部類でも,難しいのに,皆個性があって。まぁそれも毎度なんですけど,何て言うか,いつもよりずっと! すごくって。まるで本当に,どこかで生きてるみたいでした。最後,少し救われるファンタジーな要素もあったのに,です。あの子は大きくなったらどうなるんだろう🤭

    ラッキーセブン,私も都合のいい時だけ信じているんですけど🤭 まさかその数字1つをこんなに引っ張って,登場人物の救いにする人がいるなんて,思ってもいませんでした。一々残酷で,一々幸せで。読者として2人や周りを見ているのは,凄くもどかしかったです。千隼くんも,持ってるものが重すぎる。あの年で,選択して選択して選択して,これでもかと選択して。それをふんわり包み隠して。支えて,背中を押して,残せるって,そうとう真面目に生きて考えてないと,無理じゃないですか。どの人の選択も,どの人の幸せも。最良だと分かっていながら,納得や共感をしながら,それでも私は否定できない悲しみに涙が止まりませんでした。更新速度が速く,毎日驚くと共に,その内容の濃さに,直ぐに感情がひっぱられて。私の20頁とは違って,とても,その。すごいなと思っていました。

    読まなくても……
    それはそれで少し違うのですが,内容や情景を思い浮かべるだけで,直ぐにでも涙が上がってきます。だけど安易に泣けない切なさがあります。◇理人◆様の作品はいつも……冷たく上がってきては,中心からじんわりと溶け出るような切なさがあります。そこに幸せが混じるものだから,余計にふわんふわんになります。その中でも,1つのエピソードも無駄にしない。必要あれば,どこへでも引っ張り出す。そんな丁寧さが,本当に大好きです。最後も,誰の様子でもなく。千隼くんを持ってきてしまうんですよね。千隼くんの想いが詰まった,なのにすらすら読めてしまう,読みやすいお手紙。あれを李衣も読んで,更に後に理解するのだと思うと……その心情を想像するだけで泣けてしまいます。

    わたがし 2023/01/21 17:46

    わたがしちゃん、今作もたっぷりの返信、本当にありがとう✨
    彼らの歩みを最後まで一緒に見守ってくれて、本当にありがとう。

    理人も書ききれるか分からないので、もしかすると2通にして送ってしまうかもですがご了承くださいm(_ _)m

    理人は基本、どの年代の読者様も楽しめるお話をいつも心がけているのですが、今回はそれが濃く表現されたお話なんじゃないかと。少し視点を変えてみるだけで、まったく別視点からのストーリーが覗けると思うんです。
    もちろん主人公の李衣に共感してくださっている読者様が多いかと思いますが、男性視点で楽しめる北條だったり、医者視点の叔父、主人公を見守る姉、それから病気を患った息子を支える親、そして浅倉。

    そんなたくさんの視点から、それぞれの思いを汲み取れる作品としてまとめました。

    今回は内容が内容だけに、ぜったい中途半端にはできないという使命のようなものがあり、本当にいろいろ抱えたなかで慎重に描いておりました。
    わたがしちゃんが言ってくれたとおり、今作は今までの作品でいちばん、ひとつひとつに無駄が無い物語だと思います。そして登場人物たちの動き、セリフ、心情、すべてが伏線であり、成長であり、だからこそ読者様にリアリティーとして伝わってくださったんじゃないかなと、そうだったらいいなと、理人は思っています。

    冷たく上がってきては、中心からじんわりと溶ける出るような切なさ。そして、そこに幸せが混じる。
    理人作品を、こういう表現としてまさか説明してくださるとは、理人は今、すごく感激しています。その通りだ…というのも自画自賛な感じでアレなのですが、納得してしまいました。

    理人も、そんな表現ができるわたがしちゃんをすごく尊敬しています。何より、そう思ってもらえるような作品が描けたことは自分の誇りでもあり、そこからわたがしゃんへとまた何か伝わっていくものがあれば本望です。

    そして話とテンションが変わるのですが、書籍化についてのお言葉…!ひえええっ、ありがとうございます…!😭🙏
    ほんっとうに、わたがしちゃん含め皆様のおかげで、なんというか理人も未だにマジなの……?って感じです😇
    ただ、もう、ほんと最高なので……ぜひぜひ書店で見つけた際は理人さん!!と叫んでやってください、返事が返ってくるかもしれません(?)

    あっ、続きは2通目のほうで…!

    作者からの返信 2023/01/21 22:16

  • また新しい◇理人◆作品に触れられるのを,こうしてお話(と言う名の直線的ラブレターを送ることが)出来るのを楽しみにしています。
    名残惜しいですが……次の機会まで我慢します😭 また逢える日まで……
                わたがしより



    と,(危な)明けましておめでとうございます。ますます素敵な1年にしてください! (と思い伝えつつ……これ以上? ちょっと無茶苦茶言ってるかもですがどうか頑張って🤩)

    いつも以上にはちゃめちゃで,文面だけでもうるささが伝わったことだとは思います。すみません(反省の色なし) 
    ん"んっ。3枚もの頁で失礼しましたm(_ _)m 全て私でございます(._.)💦
    では,アデューです。
                わたがしより🐤

    わたがし 2023/01/21 17:49

    どうやらファンレターは送れるっぽくてですね……😳
    まじすか、まじすか!?もしかして理人はわたがしちゃん直々のお手紙ゲットのチャンス……?
    えっ、え……、ええ?(嬉しすぎて困惑)

    うおおおお……、どうしよ…、待ってます!!!!←


    そしてこちらも遅くなりましたが、明けましておめでとうございます…!今年もよろしくお願いします✨

    どこまでも追いかけてきてください!!これからも相変わらず書きたい作品を書きたいように書いてくつもりですので、ぜひぜひ「おお、また理人やりおったわ…」なんて思いつつ、こうして遊びにきてくださると嬉しいです💕💓

    いいんです、重くていいんです。理人はどんな愛でも耐え抜ける特殊な体質をしているんです()
    もちろんわたがしちゃんはもう、ファンというか……もはや理人の一部じゃね??🙄←
    ってくらい、理人もわたがしちゃんが大好きです!!

    これからも作品共々、理人も、愛してやってください💫💫

    ではでは改めて。
    「ここは君が夢みた、ふたりだけの世界。」、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。


    理人

    作者からの返信 2023/01/21 22:14

  • 完結お疲れ様でした🙇‍♀️

    理人さーーーん!!
    途中でもコメントしようかなと思いましたが今回のストーリーは完結を読んでからにしようと思い何度も耐えてました😅

    医療系のストーリーてどこまで追求すれば良いのか難しいかと思いますが、李衣ちゃんと千隼くん、千隼くんと北條くん、北條くんと李衣ちゃんの関係には色々考えさせられました。

    読み始めで、李衣ちゃんが空を見上げて思っているシーンで、もしかしたら千隼くんは寝たきりでも生きているのかな?なんて思ってました。
    でも、『どこかで』て事はそうなのかな?とちょっとだけ考察してみたり。

    書きたい事は沢山ありますが10年経って李衣ちゃんと北條くんが今後、千隼くんと共に幸せになってくれる事を願ってます。

    余談ですが私の仕事も李衣ちゃんの叔父側なのですが理人さんに何度も泣かされました🙂←

    李衣ちゃんの気持ちも分かるし、叔父の言葉も分かります。
    理人さんのこの作品は映像化して欲しいなと思いました。
    私如きが失礼な事を言ってしまってスミマセン🙇‍♀️

    次回作も楽しみにしてますね🙂

    nanahoku 2023/01/21 16:13

    nanahokuさん…!いつもとはまた違ったこの作品も読んでくださって、ありがとうございます✨

    このジャンルは本当に難しくて、だからこそ半端なものは書けないなと思っておりましたので、自分なりに調べ上げてはキャラクターたちの心情をこと細かく表現することに全力を注ぎました。

    そうなんですよね…。実際、千隼が患った病気はSMAと呼ばれるもので、それだけだったら彼は生きていたんです。進行速度も、もしかしたらゆっくりだったかもしれません。ですが、彼は合併症にかかり、最終的には肺炎で亡くなった。
    やりきれない思いも書いててありました。フィクションだからこそ、違う未来も書けるんじゃないかと悩みました。

    ですが、だからこそ叔父の立場であったり、李衣や北條、千隼の家族、周りの彼らにスポットを当てることもできたとも言えますね。
    そして同じくらい、“今”という時間を大切にできるお話になったんじゃないかなと。

    そうだったんですね…!nanahokuさんのようなご職業に就いている読者様たちも、黙ってうなずけるような、そんな作品を目指していました。
    足りない部分はあったかと思いますが、nanahokuさんの立場から見てもどこか共感性が生まれてくださっていたら嬉しいです。

    いえいえ…!そこまで温かなコメントをいただけて、書いて良かったと心から思いました。
    ここまでリアリティーを追及したジャンルはもしかすると最初で最後かもですが、これからも理人作品をよろしくお願い致します💫

    いつもコメント、本当にありがとうございます。


    理人

    作者からの返信 2023/01/21 19:41

  • 読み終わってから、ローダンセの花言葉を調べました。まずはじめに思ったのは、李衣ちゃんっぽさがあるような、でも北條くんだなぁということ。浅倉くんが見た李衣の世界にも映り込んでいそうな、でも浅倉くんが見た時の李衣の世界には、まだ無かったかもしれないな、とも思いました。もしかしたら、浅倉くんが見た北條くんの世界にあったのかも。

    最後のホームルームで、はじめからなんとなくそうだろうとは思っていましたが、やっぱりクラスメイト達はいい子達ばっかりだったと。浅倉くんは大丈夫なんだよね?とか、浅倉くんが学校に来れなくなった時にそんな風に言ってたのも、隠そうとしていた目線からすると怖いというか、やめて!って思っていたんですけど、やっぱり根っこを見るとクラスメイトが心配だったからですよね。改めて、3人が同じクラスでよかったと思うし、このクラスで良かったなと思いました。

    最後の最後、浅倉くんの手紙があることを予想しておらず、でも期待はしていて。鼻の奥がツンとする感じがしました。1人で読んでいたらきっと叫んでいました。いつ頃書いたのかな、とか、きっともう手が上手く動かない頃だったんだろうな、とか、手紙の時は震えていたんだろうな、なんて思うと泣けてきました。

    10年待つ北條くん、2番目を作らなかった李衣ちゃん、きっと全部わかっていた浅倉くん。京の中では、はじめは浅倉くんと李衣ちゃんはラブラブで北條くんは当て馬だけど良い奴と、安っぽい表現で簡略化するとこんな感じの関係図でした。でも読み終わってみたらなんだ。
    私は、人間関係には絶対的な在るべき形が在るのだと思っていました。そこから逸れると悪で、逸れてはいけないと。でも、正解の形なんてないし、彼らのように幸せになるための形は悪になんてさせたくないと思いました。今までの、中身を知らなかった京ならきっと、悪としたでしょう。

    理人さん、あなたの作品と、あなたと出会えて良かったと思っています。誰に言われるでもなく、自分で凝り固めてしまった考えを変えてくれたのは理人さんの作品でした。理人さんを見つけられてよかった。

    北條くんと李衣ちゃんの伏線、これからゆっくり拾って行きたいです。

    わさび京 2023/01/21 14:15

    最後まで一緒に駆け抜けてくださり、本当にありがとう京ちゃん。
    更新するたびに感想を寄せてくれて、本当に嬉しかったです。

    ローダンセについては、【誰から誰に与えられているのか】ということを考えると、そのパターンでいろんな考察ができるんじゃないかと思います。

    そうですね、クラスメイトたちは、李衣が最後のホームルームで幻の浅倉を見た時点で察していたんじゃないかと。

    手紙についても、それを浅倉がいつ書いたのか。そこを考察すればするほど、この物語と浅倉の愛、それから浅倉&北條の友情の深さも考えることができると思います。

    北條と李衣の伏線については、もし見つけられなかったら理人に聞いてみてください、と言おうとしましたが、京ちゃんですもんね。きっと、見つけようが苦戦しようが、京ちゃんは自分自身で見つけようとしてくれるんだろうなと、理人は思いました。
    どうしてもってときは遠慮なく聞いてくださいね🍀

    【こうあったから、こうなった。そうしたから、そうなった。ただそれだけのこと】
    理人の思考って、ある意味こんなものなんです。単純と言ってしまえば単純で、冷たいと言ってしまえば冷たい。けれど裏を返せば、【すべての行動に無駄はひとつもない】ということです。
    北條がいなかったら、李衣はそもそも王様ゲームに参加していなかった。北條がいたから、体育祭で浅倉は李衣を借りることができた。北條がいたから、李衣と浅倉の世界ができたといっても間違いはないです。

    だからこそ北條しかいない、と。それは浅倉がいちばん思っていたことなのではないでしょうか。
    このお話はまだ理人もすべて解明できていないくらい、深いです。なので理人自身、また何度も読み返します。

    実は読者様にはあまり触れられていないのですが、エピローグに出てきた「千明くん」という存在。この子はいろんな可能性を秘めている男の子だと思います。彼の周りにいた、カブトムシやチョウチョウ。これだけで深いんじゃないかと。

    理人という人間が、この理人作品が、登場人物たちが、京ちゃんの人生においての道しるべのようなものになってくださっていること。それは理人も同じです。
    京ちゃんという人に出会えて、本当に良かった。

    最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


    理人

    作者からの返信 2023/01/21 18:15

  • とぎとぎで読んだ後で,そんなに詳しくは書かなかったはずなのに……どうしてか少し長いかな? すみません。あ,でも。絵文字は大分少ないですね……ちょっとホップにはどう頑張っても無理だったっぽいです(._.)
    ここからは,少し明るく行かせてもらいます!

    まずは! ごめんなさい,最初に言葉にするべきでした😳 完結おめでとう&お疲れ様です。とても素敵なお話&時間でした。
    そしてそして! 書籍(違う作品でごめんなさいですが),とってもおめでとうございます!!😆💕✨ 待ちわびた,と言ってもいいですよね,本当に! 他のお話も書籍になって欲しいし,このお話も……書籍化申請してきます!(^-^ゞ
    そして,書籍と言うことは……もしや,編集部を通して,ファンレター送ったりも出来るんですかねっ💌 最近,実際にそうゆうのが出来てしまうという事実を知りまして……(世間知らずでした。勝手に物語にしてました)でもいつも喋りすぎて,何を書いていいか現時点では分かりません(゜ρ゜)
    それはそれとして……ちょっと本屋に行く機会がなかなか取れませんが,絶対ゲットしますね! サイトとも読み比べたいです😌🌸💓 

    これの完結と一緒に,新作風を吹かせているタイトルも目につきました。絶対に追いかけますので,是非頑張ってください! 更新がどんなペースでも,内容がどんなものでも。絶対最後まで追いかけて,応援しています。私ってば,重めでしつこいタイプの◇理人◆様ファンなので。(いいですよね,ファンと名乗っても!) このお話も,宣伝の機能で自慢させて頂きます🤩

    どんな脳内構造してたらこうなるのか,本当に未だに理解できないのですが……好きだから,いいや。と思ってます。もうほんっと,◇理人◆様もその作品も大好きです。しつこいてすかね? 毎回言ってます。重めの愛も是非受け止めてくださいませ💛
    1人の人が書いているのに,全て全く違う作品で。そんな貴女が,作品が,大好きです。

    わたがし 2023/01/21 17:48

  • まずは連載お疲れ様でした。表紙公開の日から追っていたので、完結してしまったのが少し物悲しく感じてしまいます。

    たしかに小説で扱われる病気には『綺麗』なものが多く、私も自作で『綺麗』ともとれる病気を扱ったりします。無論綺麗な病気なんて存在しませんが、それを経た後の結末に綺麗なものをもってきたくなってしまうんですね。
    病気と向き合うお話って、当事者でないと全ての気持ちを理解できない分書くのが難しく、知識があっても書けないことが非常に多いと思います。ですがこの作品は真正面から病気に向き合い、切ないけれど幸せな、そんなお話でした。
    浅倉くんの強さと李衣ちゃんの弱さ。それは互いに互いを与え合ったからこそ生まれたものなのだと思い、二人が寄り添ってみたふたりだけの世界は、とっても『きれい』なのだと思いました。

    伏線回収は圧巻でした。
    序盤から「後々繋がってくるのかな…?」という描写があり、いつ伏線が回収されるのかと飽きることなく読み進めることができました。
    そして、なによりタイトルの伏線回収が素晴らしかったです。浅倉くんが李衣ちゃんと生きた時間そのものが、ふたりだけの世界だったんですね。納得です。彼が王様を引いて、李衣ちゃんが7番を引いたときから、ふたりだけの世界だったんだと……😭

    北條くんの一途に李衣を想う気持ちが泣けました。ローダンセの花言葉と絡めるのが上手すぎて感服でした。花言葉、気になっていましたが絶対に調べないようにしていたんです。

    李衣ちゃんの中でいちばんは絶対に浅倉くんで、だからこそ二人を受け入れることができる北條くんと李衣ちゃんの物語がこれから始まっていくんだろうなと思うと、終わり方もすごくよかったです。手紙で締めるのは本当に涙腺崩壊でした。こうきたか、と。

    個人的に「ふたりだけ」と「いちばん」を開いているところが好きです。あえて平仮名にすることで、柔らかさや優しさが生まれているような気がします。

    本当に無駄なものがいっさいなく、美しく儚い世界でした。素晴らしい作品を本当にありがとうございました。

    如月深紅 2023/01/21 13:01

    深紅さん、こちらこそ最初の最初から完結まで、一緒に駆け抜けてくださりありがとうございました。
    こういったジャンルは彼らの人生を書ききった満足感がすごいので、理人もすごく寂しいです。

    当初はやはり、がん、脳腫瘍、心臓病、余命、そういったものを取り上げようと考えていました。やっぱりそれは「言葉」のインパクトが大きいので、読者様にも目にしてもらいやすいんじゃないかと。ただそれは裏を返せば「言葉でしか」無いんじゃないかと、理人は思いました。
    作中でも言っているとおり、「実感」が欲しかったんです理人は。言葉だけではやはり読者様に「本当の実感として」は伝わらない。言い方悪いですけど、お涙ちょうだいのありふれた小説になってしまう。

    やっぱり理人はそこに対する嫌悪感というか、そうじゃない感が強くて。もちろんこういった身体的な病気を取り上げたとしても、やはり完全には理解はできませんでした。けれどこの季節に執筆して正解でした。
    作中でも表現したのですが、「寒さでかじかんだ手が上手く動かせない。これが千隼くんが常に味わっていた感覚なんだ」と、李衣が気づいたシーンがあったと思います。これはリアルに理人が感じたことでした。これか…と。そこで読者様とも分かり合える気持ちがあったと思います。
    そういった「実感」を、リアリティーを出すいちばんの武器として、今回は大切に執筆していました。

    ローダンセの花言葉は、千隼から未来の北條と李衣、それぞれに送った言葉にも取れますし、北條からの言葉にも取ることができます。受け取り方、捉え方次第で、いろんなパターンがあるんじゃないかと。

    ふたりだけの世界。もう、シンプルでいこうと。千隼にとっての李衣であり、李衣にとっての千隼。理人もこの説明しかできなさそうです。
    読者様それぞれにいろんな考察が生まれる作品だとは思いますが、どれも正解だと思います。

    よくこういったジャンルで目にするのは、大切な人が亡くなってから主人公が立ち直るシーンを深く書かれているのですが、
    理人作品はやはり、違うよなと。そこはどうしたって時間が解決するものなので、そんなものはどうでもいいんです。それに負けない「ふたりだけの世界」を理人は今回、強く強く描きました。

    だからこそ最後は、彼の手紙で締めくくりました。

    最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。


    理人

    作者からの返信 2023/01/21 16:26

  • こないだの感想で教えて頂いたドラマ、私も途中まで見ていました。その時は怖くなって、途中でやめてしまったのですが、言われてみると作品には、確かに完全に真逆の空気を感じました。

    感想を読み返すと、確かに私は苦しいとか悲しいとばかり言っているかも……。自覚はなかったのですが、苦しいを吐き出したかったんでしょうね😅
    それだけじゃない何かが生まれているのかどうか、ここで答えるのは控えようと思います。多分まだ京の中で咀嚼されてないのかもしれないし、感想として書くにはまとまり切ってないような、そんな感覚です。

    浅倉くんの最後の時、幸せだと言ったのは、私が分かろうとしていないだけなのか、どんな感覚なのか浮かびませんでした。手を伸ばせない自分に手を伸ばしてくれない(伸ばせない)という状況を体験したことがないからなのかもしれないです。ただ、最後の最後まで2人の感じていることが違わなかったということが、とても嬉しいです。

    そして夢の中、浅倉くんの目指す世界はどこにあるんだろうと、常々考えてきました。李衣ちゃんと同じように、どこにあるんだと思った時もありました。そして今回のシーン、浅葱色シリーズの匂いがしましたね。向こうの彼もこれに似た気持ちだったのかな?と少し思いました。

    私が今までで一番、真摯に向き合える作品になりそうな予感がしてます。

    北條くん、絶対救われてるよあんたに!!李衣ちゃんも浅倉くんも京も!!

    わさび京 2023/01/16 10:01

    京ちゃんこんばんは🌃

    あのドラマは確かに1話の初っぱなから怖くて、リアルタイムのときは理人もガキんちょだったので「怖いな…」としか印象に残っていなくて。けれど成長してから見直したとき、そこでもやはり怖さはありましたが、あのドラマで理人がいちばん心動かされたのは登場人物たちの人間味でした。
    辛いシーンはありますが、それ以上にすべて見終わったときの感動は人生を変えてくれました。そして理人作品にも大きく影響されていますので、理人から京ちゃんへとぜひ見てほしい…とオススメします🍀(もちろん無理にではなく!)

    いえいえ…!読者様それぞれの考察、感じることがあってこそですので、理人からすれば京ちゃんのまっすぐ純粋な意見は貴重だったりするんです。

    実は理人自身、浅倉千隼という人が夢みている世界を中盤までは理解できていませんでした。李衣と同様、物理的な心地のいい世界を想像していました。
    けれど、作中でたくさん出てくる「理解が無ければ愛は生まれない」というフレーズ。これは今作の重要テーマでもあります。

    彼が夢みる世界は増悪がない世界。それはきっと病気がない世界、すなわち神様に気に入られる世界なんじゃないかと理人は最初は思っていました。
    じゃあその神様がいるところがその世界だと、主人公の李衣もその考えだったと思います。

    けれど李衣が求める神様=物理的な場所や病気が助かる未来、治してくれる医者のこと。そんな気持ちが現れるシーンが叔父を責めた場面だったと思います。

    けれど浅倉にとっての神様=実は李衣という存在そのものだったんじゃないかと。

    それが理解できたのがp317~p318でした。そこで李衣もやっと理解したんでしょうね。

    そのあとの浅倉の夢のシーンの解釈については申し訳ないのですが、理人も正解は分かりません。ただこれだけは言えることは、せめてあの夢のなかでくらい浅倉を幸せにしてあげよう、などという気持ちでは無いことは確かです。
    たぶん言葉では表せないくらい、もっと深いものなんだと思います。

    浅葱色シリーズ感にも気づいてくださって嬉しいです。理人も思い出す部分がありました。

    ラストスパート、皆様の心に火を灯すような、そして前を向ける作品になるように完璧に仕上げたいと思いますので、どうか温かく見守ってやってください✨


    理人

    作者からの返信 2023/01/16 23:42

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