サイボーグ男と不器用女(2/10番外編追加)
困惑
「おい」




その声に、ゆっくりと目を開ける。


見慣れた部屋のベッドに横になっている私。





……それを傍らで眺めている、サイボーグ御影さん。





「え?」



キッチンの椅子を運んできたのか、長い足を組むようにして、覗き込んでくる。




「それは、俺が言いたいんだけどな」
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