私の敵が味方に
姉の子を預かる
サクラside
プルプル
姉から電話がかかってきた
私の唯一の家族だが、仕事で海外を飛び回っていて一年に一回会えばいい方だ
「もしもし」
「元気?」
「うん」
「お願いがあって、一週間だけ子供を預かって欲しいの!」
子供??
姉は結婚しておらず、子供もいないはず…
「誰の子供?」
「私私!」
「…えっ、だって結婚していないでしょ?」
「今年結婚して、旦那さんの連れ子なの。ごめん、いうの忘れてた」
「そうなの?!おめでとう」
姉らしい…
「ありがとう!それでね、ユリって言うんだけどユリが新婚旅行に行ってきてって言ってくれたけど1人にするのは心配だからお願い」
「今同棲中だから無理だよ」
「丁度いいじゃない!子育ての予行練習になるでしょ、よろしくね」
「まだ返事してない」
「住所送っておいて、明後日連れてくから」
電話がきれた
どうしよう
カナトに聞いていないのに勝手に決まってしまった
何歳??
性別は??
名前以外何もわからない
夜になり、カナトが帰ってきて話すとかなり驚いていたが了承してくれた
それから一週間後
姉がユリちゃんを連れてきた
姉「よろしくね」
「うん」
ユリちゃんは、高校一年生の女の子で小柄でとても細い
お化粧をして、髪型はポニーテールと今時の高校生だ
「よろしくお願いします」
とても礼儀正しく、姉も見習うべきだと思ったが流石に言わなかった
「彼氏は?」
「仕事」
「見てみたかったな〜よろしく伝えておいて」
「うん、新婚旅行楽しんできて」
「ありがとう」
姉がさると、ユリちゃんをお客様部屋へ案内した
「お昼ご飯何食べたい?」
「お昼は野菜しか食べません」
「どうして?」
「太るからです」
「細いから少しぐらい太ってもわからないよ」
「わかります」
真剣な顔で答えられてしまう
「わかった…、サラダ作るね」
「ありがとうございます」
それからお昼まで、ユリちゃんは部屋にずっといる
「ただいま」
「おかえり」
カナトが帰ってきた
「ユリさんは?」
「部屋にいるよ」
「お昼ご飯できたから食べよう。ユリちゃん呼んでくるね」
「着替えてくる」
テーブルにカレーライスと、ユリちゃんのサラダを並べてユリちゃんを呼んだ
リビングにユリちゃんとカナト、私の三人が集まる
「一週間よろしくお願いします」
「よろしく、気をつかわずにここにいたらいいよ」
「ありがとうございます」
「ご飯食べよう」
「ユリさんのカレーは?」
「昼はサラダしか食べないらしいの」
「朝と夜は?」
やばい、食生活に厳しいカナトだから許さないかも
「朝はコーヒーで夜はおかずだけ食べます。でも、友達と遊ぶ時はハンバーガーとか食べます」
「そっか…」
あれ?何も言わない…
「それで体調崩さないの?」
「はい」
私「食べよう食べよう」
これ以上カナトは何も言わなかった
プルプル
姉から電話がかかってきた
私の唯一の家族だが、仕事で海外を飛び回っていて一年に一回会えばいい方だ
「もしもし」
「元気?」
「うん」
「お願いがあって、一週間だけ子供を預かって欲しいの!」
子供??
姉は結婚しておらず、子供もいないはず…
「誰の子供?」
「私私!」
「…えっ、だって結婚していないでしょ?」
「今年結婚して、旦那さんの連れ子なの。ごめん、いうの忘れてた」
「そうなの?!おめでとう」
姉らしい…
「ありがとう!それでね、ユリって言うんだけどユリが新婚旅行に行ってきてって言ってくれたけど1人にするのは心配だからお願い」
「今同棲中だから無理だよ」
「丁度いいじゃない!子育ての予行練習になるでしょ、よろしくね」
「まだ返事してない」
「住所送っておいて、明後日連れてくから」
電話がきれた
どうしよう
カナトに聞いていないのに勝手に決まってしまった
何歳??
性別は??
名前以外何もわからない
夜になり、カナトが帰ってきて話すとかなり驚いていたが了承してくれた
それから一週間後
姉がユリちゃんを連れてきた
姉「よろしくね」
「うん」
ユリちゃんは、高校一年生の女の子で小柄でとても細い
お化粧をして、髪型はポニーテールと今時の高校生だ
「よろしくお願いします」
とても礼儀正しく、姉も見習うべきだと思ったが流石に言わなかった
「彼氏は?」
「仕事」
「見てみたかったな〜よろしく伝えておいて」
「うん、新婚旅行楽しんできて」
「ありがとう」
姉がさると、ユリちゃんをお客様部屋へ案内した
「お昼ご飯何食べたい?」
「お昼は野菜しか食べません」
「どうして?」
「太るからです」
「細いから少しぐらい太ってもわからないよ」
「わかります」
真剣な顔で答えられてしまう
「わかった…、サラダ作るね」
「ありがとうございます」
それからお昼まで、ユリちゃんは部屋にずっといる
「ただいま」
「おかえり」
カナトが帰ってきた
「ユリさんは?」
「部屋にいるよ」
「お昼ご飯できたから食べよう。ユリちゃん呼んでくるね」
「着替えてくる」
テーブルにカレーライスと、ユリちゃんのサラダを並べてユリちゃんを呼んだ
リビングにユリちゃんとカナト、私の三人が集まる
「一週間よろしくお願いします」
「よろしく、気をつかわずにここにいたらいいよ」
「ありがとうございます」
「ご飯食べよう」
「ユリさんのカレーは?」
「昼はサラダしか食べないらしいの」
「朝と夜は?」
やばい、食生活に厳しいカナトだから許さないかも
「朝はコーヒーで夜はおかずだけ食べます。でも、友達と遊ぶ時はハンバーガーとか食べます」
「そっか…」
あれ?何も言わない…
「それで体調崩さないの?」
「はい」
私「食べよう食べよう」
これ以上カナトは何も言わなかった