初恋相手に再会したら、恋の続きになりまして
二人は互いの吐息を感じ合いながら唇を重ねた。
最初は探るように、そっと触れるだけ。けれど一度重なった唇は離れることなく、求め合うたびに深く、甘く絡み合っていった。
「……理世」
滉星が名前を呼ぶ。その低い声だけで、胸の奥が溶けていく。
答える代わりに、理世は彼の胸に顔を埋める。広い胸板に触れた瞬間、懐かしくて、新しくて、涙が込み上げそうになった。
滉星の指先が、理世の髪をほどくように撫でる。頬を、首筋を、肩へとゆっくりなぞり、その度に理世は小さな吐息を洩らす。
深く口づけながら、背中に回した手でそっと引き寄せる。服越しに触れ合う体温が熱を増し、理世は抗えない。
唇が首筋に移ると、思わず声が漏れそうになる。
彼の手のひらは優しくも確かで、触れられる場所ごとに自分が溶けていくのを感じる。
「……理世」
「ん……」
「もう、止められない」
「……もっと、感じさせて」
勇気を振り絞った理世の言葉に、滉星の瞳が熱を帯び、理性の糸が切れていくのが伝わった。
服の布地が擦れるたび、彼の手が忍び込むたび、肌が露わになっていく。
冷たい空気と、滉星の熱い手のひらの対比が余計に理世を敏感にさせる。
「……恥ずかしい」
そう言いながらも、彼を拒む気持ちはどこにもなかった。むしろ、その瞳にだけ見つめられたいと強く願ってしまう。
触れる場所すべてが愛おしくて、離したくなくて、理世の小さな声や仕草にさらに深く引き込まれていく。
「俺を信じて……壊さない。絶対に」
理世はただ、滉星に抱かれながら、心も身体もすべて委ねた。
どこまで続くのか分からないほど、果てしなく愛し合い、互いを求め合った。
最初は探るように、そっと触れるだけ。けれど一度重なった唇は離れることなく、求め合うたびに深く、甘く絡み合っていった。
「……理世」
滉星が名前を呼ぶ。その低い声だけで、胸の奥が溶けていく。
答える代わりに、理世は彼の胸に顔を埋める。広い胸板に触れた瞬間、懐かしくて、新しくて、涙が込み上げそうになった。
滉星の指先が、理世の髪をほどくように撫でる。頬を、首筋を、肩へとゆっくりなぞり、その度に理世は小さな吐息を洩らす。
深く口づけながら、背中に回した手でそっと引き寄せる。服越しに触れ合う体温が熱を増し、理世は抗えない。
唇が首筋に移ると、思わず声が漏れそうになる。
彼の手のひらは優しくも確かで、触れられる場所ごとに自分が溶けていくのを感じる。
「……理世」
「ん……」
「もう、止められない」
「……もっと、感じさせて」
勇気を振り絞った理世の言葉に、滉星の瞳が熱を帯び、理性の糸が切れていくのが伝わった。
服の布地が擦れるたび、彼の手が忍び込むたび、肌が露わになっていく。
冷たい空気と、滉星の熱い手のひらの対比が余計に理世を敏感にさせる。
「……恥ずかしい」
そう言いながらも、彼を拒む気持ちはどこにもなかった。むしろ、その瞳にだけ見つめられたいと強く願ってしまう。
触れる場所すべてが愛おしくて、離したくなくて、理世の小さな声や仕草にさらに深く引き込まれていく。
「俺を信じて……壊さない。絶対に」
理世はただ、滉星に抱かれながら、心も身体もすべて委ねた。
どこまで続くのか分からないほど、果てしなく愛し合い、互いを求め合った。