贅沢悪女と断罪された私がドレスを脱ぎ捨てた結果。
「嬉しいです。私、出会った時からオスカー王太子殿下をお慕いしておりました」
夕陽に赤く染まった頬が食べてしまいたいくらい可愛かった。彼女は歳の割に大人びて色っぽいと言われていたが、僕にとって彼女は「可愛い」存在。
「弟のレナルドよりも?」
「オスカー王子殿下は意地悪なところがあるんですね。弟のレナルドとは違う感情を私はオスカー王太子殿下に抱いてます」
輝く銀髪を耳に掛けながら恐る恐る伝えてくる彼女。
「違う感情って?」
彼女の顔がもっと見たくて覗き込むと、彼女が頬を手で覆う。手の隙間から見える頬は真っ赤だ。
「男の人として好きって事です!」
震える声で伝えてきた彼女の表情を見たい衝動に駆られ、顔を隠す手を取る。
現れたシェリルはりんごみたいに赤くて食べてしまいたいくらい可愛かった。頭の中が彼女でいっぱいになる。
「それって、僕に抱かれたいって好きだよね」
まだ幼い彼女を翻弄したくて勇気を出した言葉。
彼女は何故か突然じっと僕を見つめてきて吹き出した。
夕陽に赤く染まった頬が食べてしまいたいくらい可愛かった。彼女は歳の割に大人びて色っぽいと言われていたが、僕にとって彼女は「可愛い」存在。
「弟のレナルドよりも?」
「オスカー王子殿下は意地悪なところがあるんですね。弟のレナルドとは違う感情を私はオスカー王太子殿下に抱いてます」
輝く銀髪を耳に掛けながら恐る恐る伝えてくる彼女。
「違う感情って?」
彼女の顔がもっと見たくて覗き込むと、彼女が頬を手で覆う。手の隙間から見える頬は真っ赤だ。
「男の人として好きって事です!」
震える声で伝えてきた彼女の表情を見たい衝動に駆られ、顔を隠す手を取る。
現れたシェリルはりんごみたいに赤くて食べてしまいたいくらい可愛かった。頭の中が彼女でいっぱいになる。
「それって、僕に抱かれたいって好きだよね」
まだ幼い彼女を翻弄したくて勇気を出した言葉。
彼女は何故か突然じっと僕を見つめてきて吹き出した。