幼なじみは狐の子。5〜親衛隊と恋〜






 

 


 放課後。

 恋が帰り支度をしていると、教室の戸を開けて、白王子親衛隊の1人が入って来た。


「新田さん、ちょっと」

 
 親衛隊員は恋の居る机まで来ると、小声で用件を告げた。

 運の悪い事に宗介も美風も職員室へ呼ばれていて留守だった。

 恋は、鞄を置いて仕方なく親衛隊員について行った。









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