冬恋。【完】
「少ししか……」
海さんはまじか、とでも言うような顔になる。
「仕方ない。夕飯僕が手伝うよ」
「え……?」
海さん、料理出来るんだ……。かっこいい!
「海さん料理出来るんですかっ!!」
そう言って海さんより緋未ちゃんが早く答えた。
「海にぃ、料理だけは得意なんだよ~」
少し自慢気に言う。でも料理が出来る男の人って本当にかっこいいと思う。
東、料理出来るのかな……。と考えてみる。
「じゃ期待してますね海さんッ」
「まかせろ!!」
自信満々に言う。
本当に海さんが料理してくれるのか楽しみ……。
何作ってくれるんだろう??