2018年9月発売のスターツ出版文庫

孤独の果てに手にした温もりと絆――。
愛する者を探す中で見つけた真実とは。
すべての幸福をその手のひらに
すべての幸福をその手のひらに
発売日:
2018/09/28
定 価:
682円(税込)
沖田 円 /著
イラストレーター:ごろく
あらすじ
公立高校に通う深川志のもとに、かつて兄の親友だった葉山司が、ある日突然訪ねてくる。それは7年前に忽然と姿を消し、いまだ行方不明となっている志の兄・瑛の失踪の理由を探るため。志は司と一緒に、瑛の痕跡を辿っていくが、そんな中、ある事件との関わりに疑念が湧く。調べを進める2人の前に浮かび上がったのは、信じがたい事実だった――。すべてが明らかになる衝撃のラスト。タイトルの意味を知ったとき、その愛と絆に感動の涙が止まらない!
著者コメント
皆様こんにちは。沖田円と申します。この度スターツ出版文庫から『すべての幸福をその手のひらに』というタイトルで書き下ろしの新刊を出すことになりました。兄妹の絆と不器用な愛情の絡んだ、ほんのちょっとだけファンタジー(というかなんというか)な感じの話です。お手にとっていただければ嬉しいです。
きみと過ごした奇跡の時間が
私に勇気をくれた――。
夕刻の町に、僕らだけがいた。
[原題]黄昏の空を、めぐり廻る
夕刻の町に、僕らだけがいた。
発売日:
2018/09/28
定 価:
627円(税込)
永良サチ /著
イラストレーター:烏羽 雨
あらすじ
有名進学校に通う高1の未琴は、過剰な勉強を強いられる毎日に限界を感じていた。そんなある日、突然時間が停止するという信じられない出来事が起こる。未琴の前に現れたのは謎の青年むぎ。彼は夕方の1時間だけ時を止めることが出来るのだという。その日から始まった、ふたりだけの夕刻。むぎと知る日常の美しさに、未琴の心は次第に癒されていくが、むぎにはある秘密があって…。むぎと未琴が出会った理由、ふたりがたどる運命とは――。ラストは号泣必至の純愛小説!
著者コメント
こんにちは、永良サチです。このたび「夕刻の町に、僕らだけがいた。」を書籍化していただくことになりました。今作では現実世界に息苦しさを感じている少女と黄昏時にしか会うことができない不思議な力を持つ少年との成長の物語です。将来への不安や家族関係、変えられないと諦めている現実の中で、主人公が見つけたものを見届けていただけたら嬉しいです。そして烏羽 雨さまの素敵な表紙にも注目です。よろしくお願いいたします!
知らなかった。きみがいるだけで、
世界はこんなに美しくなるなんて…。
きみがいれば、空はただ青く
[原題]あの日みた青空に、きっときみは恋をする。
きみがいれば、空はただ青く
発売日:
2018/09/28
定 価:
616円(税込)
逢優 /著
イラストレーター:秋月アキラ
あらすじ
主人公のあおは、脳腫瘍を患って記憶を失い、自分のことも、家族や友達のこともなにも憶えていない。心配してくれる母や親友の小雪との付き合い方がわからず、苦しい日々を送るあお。そんなある日、ふと立ち寄った丘の上で、「100年後の世界から来た」という少年・颯と出会い、彼女は少しずつ変わっていく。しかし、颯にはある秘密があって……。過去を失ったあおは、大切なものを取り戻せるのか? そして、颯の秘密が明らかになるとき、予想外の奇跡が起こる――!!
著者コメント
こんにちは、逢優です。この度はスターツ文庫として自身5冊目の文庫を出させていただくことになりました。本当にありがとうございます。今回は、記憶を失い、周囲の人との付き合い方が分からず悩む主人公の女の子と、主人公の前に現れた「百年後の世界からきた」と名乗る男の子のお話です。男の子と関わるなかで変わっていこうとする主人公をぜひ応援してくださると嬉しいです。また、秋景色を想像しながら読み進めていただくのもオススメです。
人生の岐路に立つ人を応援する、
“はじまりの朝ごはん”ついに完結!
奈良まちはじまり朝ごはん3
奈良まちはじまり朝ごはん3
発売日:
2018/09/28
定 価:
627円(税込)
イラストレーター:イシヤマアズサ
あらすじ
詩織が、奈良のならまちにある朝ごはん屋『和温食堂』で働き始めて1年が経とうとしていた。ある日、アパートの隣に若い夫婦が引っ越してくる。双子の夜泣きに悩まされつつも、かわいさに癒され仕事に励んでいたのだが……。家を守りたい父と一緒に暮らしたい息子、忘れられない恋に苦しむ友達の和豆、将来に希望を持てない詩織の弟・俊哉が悩みを抱えてお店にやってくる。そして、そんな彼らの新しい1日を支える店主・雄也の過去がついに明らかに!大人気シリーズ、感動の最終巻!!
著者コメント
こんにちは、いぬじゅんです。奈良を舞台にした朝ごはん屋さんの物語も、いよいよ完結です。ラストだけあって、登場するメニューはどれもこだわりました。前作よりもさらに切なさにこだわった内容となっています。楽しく、おいしく、最後はほっこりと温まってもらえるとうれしいです。
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