ツンデレ彼氏をデレさせろ。
すりーっ!

日常。





「何、ニヤニヤしてんだよ。
気色悪いな。」



「………はっ!!」



「………きしょ。」



「李斗との馴れ始めを
思い出していましたっ!!」



「………あっそ、きも。」



「ども。」



ーもう、何度もキモイキモイ
言われすぎて慣れました←
一応、これでも彼女ですから。わら



「………ほら、今日もやるぞ。
いつまでもニヤついてんじゃねー。」



「はっ!
了解でありますっ!!」



私が敬礼すると、
私の掌を強引に掴んで、
御屋敷の中へと
ズンズンと進んでいきました。



ー一体、何処にいるのかって?
それはーーーーーーーーーー、
李斗のお家であります!!



でも、此処へきたのは、
ラブラブするためではありません。



ー『品』というものを、
教えてもらうことになったので、
やってきました。



李斗のお家は、茶道のお家でした。



李斗は、私に言いました。



『………もっと、
おしとやかになりやがれ。』



そして、こうも言いました。



『………本当、マジ、仕方ねーから。
俺が朔をおしとやかになれるように
調教してやる。』




ーそう言って、
連れて来られた李斗の家。



ーそして。



やばーーー!
李斗の和服、超格好やすぎて、
鼻血でるーーー!!!
(注意※もう何十回と見てます。)



「ニヤついてんな!!
真面目にやりやがれ!!!」



ーぱっこーんっ!!!



平手打ちもらいました。
真面目にします。





< 12 / 207 >

この作品をシェア

pagetop