ツンデレ彼氏をデレさせろ。

CASEⅢ 水道爆破事件。




さて、この事件で、
私は、李斗に
惚れることとなります。



ーそれはそれは、6月のこと。
梅雨のジメジメした
微妙すぎる暑さが続いていました。



李斗とは、出逢って
一ヶ月ぐらい。



李斗は、イケメンでありました。
学年でTOP10に入るであろう、
格好良さを誇ってました。
女の子からの人気は、
それは、それは、高く。



しかし。
彼は、昔の因縁から、
女嫌いとなり、
近付く女の子たちを
全て拒否し続けていて。



冷血漢として、
人気は下がった。
ーが、孤高の王子様として、
未だに人気があるとのこと。




そんな王子様と
平凡すぎるバカな私とは、
繋がりなんてものはなく。



事件以外では、
なんの関わりもなく、
毎日を過ごしていました。



(あ、そーいえば、
クリーニング代は
「当たり前」とか、いいながら、
結局、もらってくれませんでした。
優男な一面も見受けられていました。)



ーそんなある日。
これまた掃除の後でした。
雑巾を使った汚い手を洗おうと
爽と話しながら
水道に向かっていました。



無事に水道へ到着。



「それでさー、あれが、、、」




ー喋りながら水道を捻って、
水を出そうした瞬間。



ーぶしゃーーー!!!!!



「!?!?!?!?!?」



元々、壊れかけていたらしい
水道管が爆発して、
私の顔目掛けて
水が吹き出しました。



ー気付いた頃には、
全身ずぶ濡れです。爆



これまた学年の人々に
見届けられ、爆笑を呼びました。笑



それから、男女問わず色んな人に
タオルを貸してもらって
拭いていたけど、
夏なもんで、
ふつーのYシャツで、
下着スケスケ出し、
もう、髪の毛ドボドボ出し、
それはそれはすごい状態でした。



ーそんな時。



ーバサ。



重みのあるものを、投げられ。




ーグイ!!



何故か、そのまま引っ張られて、
走り出されました。





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