翌朝、目が覚めるとやっぱり隣には隼が眠っていて



そのまま眠ってしまったんだなと可愛い寝顔を見て微笑んだ。


一緒に寝てたって事実よりも、その可愛い寝顔の方に意識がいった。



起こさないようにソーッとスマホに手をのばして時間を確認すると


7時40分。



「嘘でしょーー。」


思わず大声が出た。



「何…どうした。」なんて不機嫌そうな隼の声に


「寝過ぎた。」


慌てて飛び起きるとクローゼットの中へ入りそこで着替えた。


急いで顔を洗って、お化粧をすると


「隼、どこに行けばいい?いつもの和室?それともどこ?」


「歩いてりゃ誰かに合う。」


「そ…そうなの?」


起きる気がなさそうな隼を放置して部屋を出た。


誰かいるのかな。

部屋を出て左に行き階段を降りた。


とりあえず当たりだろうと思う方へ歩くしかない。


誰にも会わないまま長い廊下を歩いていると組員さんの姿が見えた。


「結衣さんおはようございます。体調はどうですか?」


「おはようございます。ぐっすり眠って元気…っていうか寝過ぎました。」


「それは良かった。姐さんもさっき起きてこられたばかりなので大丈夫ですよ。ご案内します。」と由香里さんのいるところまで連れていってくれるようだ。






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