隼の言う通り、毎日楽しい発見があったり、お話する組員さんが増えた。



テレビなんかなくても何ら問題もなく


テレビがないから退屈だと部屋から出て組員さんとお話をする。


玄関にもボス達のところへ行くドアのところにも


私専用の可愛いサンダルが置いてあって


「これ私のかな?」


「他に誰も履けそうなやついないだろ。」ってクスクス笑う。


植木さんも私が歩いたり走ったりする姿は可笑しかったらしい。


失礼な事に転ぶんじゃないかとはらはらしたなんて言うから


「ご心配おかけしました。足までちっさいって思いました?」って笑って聞いても


「いいえ、思ったりしやせんよー。」って笑い帰してくれる。


送り迎えのときに行っても植木さんじゃない時もある。


だけど、みんないろいろお話をしてくれて


子どもの様に飴やチョコをくれる時もある。


だから隼から何か欲しいものあるかって連絡がくると


「飴。」とかお返しを頼んだりするようになった。


ポケットの中から飴の交換をするのが何となく楽しみになった。


「若、良く笑いますね。」


「結衣さんがいらしてから若の話声を良く聞くようになりやした。」


「楽しそうな若を見れると嬉しいっすよ。」


そんな言葉を聞くと私もとっても楽しくて幸せになった。



この作品のキーワード
極道  若頭  ヤクザ  再会  恋愛  溺愛  イケメン  大人の恋  独占欲  バリトン 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。