今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

弟の役割(歩夢side)

「歩夢―。いる―?」


 バスルームから声がした。


「いるよー」


 僕、木原歩夢(きはらあゆむ)は声が聞こえるように、大きめに返事をした。

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