夢蝶 ~なによりも大切なもの~


大地の後ろに隠れるように立つ状態から

ステージの前の方に移動する。



『えっとー……とりあえず…ここから降りていいですか…?』


私の言葉に、幹部以上を含めた

会場全体が固まった。


…あれ?

私そんなおかしいこと言ってないけど…


とりかく、おりよう。

人の上から話すなんて、気が向かない。


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