『唯、何考えてる?』

「………っ、」


白い肌、
細い指、
だけど、男性らしい厚みのある手。

その手で、
私は何回
安心を与えられ、
恐怖を与えられ、
愛情を与えられ、
ぬくもりを与えられたのだろう。


『俺だけ見てろ。唯を守りきることができるのは俺だけってことも、唯のことをいつも想ってんのは俺っていうことも、忘れんじゃねぇ。』


たった一言、

好き

って言ってくれれば、

私はその胸に飛び込んでいけるのに。


『唯は俺のもん。』


その一言が、私を狂わせた。







(c)seori nonomura


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狂愛  三角関係  不良  暴力  あまあま  溺愛   

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