月夜の黒猫

接触






朔夜は相変わらず変わらない日々をまったり過ごしていた。






















































―裏庭―


今は昼休み。
今日は小春日和で昼寝に最適なため、朔夜は久しぶりに裏庭に来ていた。



裏庭にほとんど人は来ない。
しかも、裏庭と言っても綺麗に整備されていて、触り心地がいい芝生と適度に日除けになる木が何本か生えているのだ。


朔夜はその中でも一番日当たりのいい木のある場所を陣取り芝生の上に寝っ転がった。


































『…………(空、青い)』







朔夜はその状態でしばらくボーと空を眺めていた。















































すると胸辺りに少しの圧迫感が生じた。

空を眺めていた目をそっちに移すと、、



















































『……くろ、』

ニャー!





















































黒猫が乗っていた。朔夜がその子に声をかけると元気よく鳴く。

それに対して朔夜は黒猫ことくろの頭を撫でてやった。

すると、くろは気持ちよさそうに喉を鳴らしている。


朔夜はしばらくくろを撫で続けた。



すると、新たに腹部に圧迫感が増えた。



そっちを見るとやはり猫が乗ってる。
だが1匹ではなく、猫がどこからか朔夜の周りに集まり次々と身体に乗ったり、寄り添ったりしてきた。


その数、大小それぞれあるが20匹はいるだろう。


周りから見たら朔夜は猫にうもれている。てか猫団子状態。さながら猫ホイホイだった。






























































『……(あったかい…、寝よう、)』







朔夜は猫の暖かさに包まれ眠りについた。


その傍ら猫達も朔夜を守る様に眠りにつくのだった。





















































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