ヤクザの家族になっちゃった!?
学校
私達はそんなこんなで家に帰り、
昨日と同じようにみんなでご飯を食べて、
奈美恵さんと幸子と美幸と一緒にお風呂に入って
少し遊んでから、三人を寝かせた。
また、食事場に戻ると、
酒をのみ散らかしてるみなさん。
「何かの宴会ですか?」
おっちゃんに聞くと、
「あー、明日のサプライズが成功するように…「親父!」
おっちゃんの言葉を龍之介さんが遮る。
「お、おぉ、悪い悪い。いや、ただ飲みたかっただけだよ」
おっちゃんは明らかに挙動不審になりながら、
慌ててそう訂正した。
…あ、
なんか隠してるな…?
「龍之介さん!何を隠してるんですか?」
私が問い詰めても、
「知らない」
の一点張り。
むぅ…。
あ、そうだ。
いいこと考えちゃった!
私は急いで厨房に向かった。