【完】女優橘遥の憂鬱
戦慄·最悪な誕生日
 デビュー作品は、この監督に騙されたやつだ。


私の両親は連帯保証人にさせられて多額な借金を背負わさた。
そして地獄の苦しみの果てに自殺していた。


でも私は本当は殺されたのだと思っている。
それほど酷い取り立てだった。

生命保険は返済に回され全く入って来なかった。


それでも残った借金のために、私は働くことを余儀なくされていた。

でも奨学金を出してくれる人がいて、どうにかこうにか大学生なれた訳だ。


その人がタレント事務所をやっていたので、私はアルバイト感覚で広告などのモデルをしていたのだった。


私の両親は本当の親ではない。
育児放棄で餓死寸前の時、母親が逮捕された。
色々な施設をたらい回しにされていた私を引き取ってくれたのがその両親だった。

お人好しの二人が目を付けられ、財産没収の上に多額な借金を背負わされた訳だ。




 その日、私は初めてのグラビアの撮影で新宿のスタジオにいた。


中には椅子が一つだけ置いてあった。

ちょっと高めな、カフェなどに置いてあるようなのカッコいいヤツだった。

でもそれが監督の作戦だったのだ。


まずその椅子に座って足を組みポーズを決める。

次にモデル立ちになって、又ポーズをキメる。
その度に拍手喝采。
私は次第に有頂天にさせられた。

その時は既に手玉に取られていたようだ。




 再び椅子に手を掛けた途端、腕を掴まれた。

肘を座面に着かされ、もう一つの腕と交差され手錠を掛けられた。

椅子の背凭れ部分にチェーンが回され束縛される。


頭をその手に付けると、足の間から僅かに後ろが見える。
そして其処には男性の姿が垣間見えた。


私はすかさず足を閉じた。
でも男性は間一髪のところで膝を入れて来た。


そして僅かに空いた隙間から両膝を入れられ、それで足を開かされた。

手錠を外そうとしても椅子が邪魔をして逃げられない。


私は蛇に睨まれた蛙のように、全く身動きが取れなくなっていた。


手足でどんなにジダバタしても無駄だった。

いきなりビキニを引き摺り下ろされる。


そして私の足の間からズボンが落ちるのが見えた。


(遣られる!!)
私はそう思うが早いか、下腹に力を入れた。
そして強く肛門を引き締めた。


咄嗟の行動だった。

でもどんなに力んでも、永くは続かない。
ふと気が抜けた瞬間に、バックからあてがわれた物を一気に挿入されてしまったようだ。


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