ぽっちゃりちゃんとイケメンくん

裕介side


部屋に入って俺は、一人考えた。

信じてる。
でも、もし、紅との約束のためだけに、行為をしたとしたら…?

なんで俺こんな悩んでんだ。


いいじゃねぇか、したんだ。
ずっと、志帆としたかった。

理由はどうであれ、俺は、志帆を手に入れた。
身も、心も。


そのとき、ガチャと音がして、音のほうを見た。

志帆じゃなく、紅だった。

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