朝食にワッフル
「破かれたら帰れなくなっちゃう。自分で脱ぐね」
焦り気味でストッキングを脱ごうとする私の手を拓人の手が止めた。
「ストップ。脱がないで。帰らなくていいから」
「へっ……」
空白になり、ちゃんと答えられないうちに拓人の爪がストッキングを破いた。
一見、力なんてなさそうな繊細で美形な手なのに、やっぱり男なんだと実感する。
破けた部分から忍ばせるように手を入れられ、足全体を触られる。
直接触られると我慢できなくなるくらい気持ちいい。でも「気持ちいい」と先に言ったのは拓人だった。
「やっぱり気持ちいい。すべすべだね」
そう言いながら私の足を眺めている拓人の瞳。
恥ずかしいけど……嬉しい。大事な部分を見せないうちに早々と理性を失い、頂点に達してしまいそう。