「もう結婚して6年だっけ〜?」





「ううん、7年め。」





真の言葉でもう7年も経ったのか…と実感させられる。




仁と出会って8年。




なんだかんだ言ってもあっという間だった。






「いや〜、それにしてもまさか仁がこんな親バカになるとはね〜。最初の方は毎日面白すぎだったよ〜」





「それ俺も思った。
意外と子供とか好きだったんだな。」





「うるさい…。文句あっか?あ?」




少しだけ顔を赤くした仁が厳つい声で威嚇するけど…





「いや〜変わったねぇ〜。ホントにまるくなったよ〜」





「結婚する前だったら確実に殺されてたな。」






お酒のせいでテンションが高い二人には通用しなかった…。





真奈は苦笑いを浮かべながら我関せずでカクテルを煽ってるし…





「絢香ちゃんも遥香ちゃんも大変だね…。仁さんって絶対に嫁に出さなそう…」





「その話ねさっきもした。
嫌われてもいいからお嫁には出さないんだって!」





「うわー…仁さんらしい。」





真奈と顔を見合わせて苦笑いを零す。







「──でも、この前の運動会は面白かったね〜」





真の一言で仁以外はみんな吹き出してしまった。




仁は…というと、バツの悪そうに日本酒を煽っている。










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ヤクザ  極道  父親  溺愛 

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