──優志に言われた2日後…




この日…やっと雅人の言葉の意味がわかった。





いつものように朝、準備を整えて家を出ようとしたが…






「ヤダッ!保育園いかないっ!!」





なぜか目に涙を溜めて、駄々をこね出した優雅。




ちょうど雅人はトイレに行ってるけど…






「もうぜったい、保育園なんかいかないもんっ!」





玄関先で地団駄を踏んで暴れる優雅。






「優雅、保育園で何かあったの…?」






「ッッうるさいママ!もういかないのッッ!」






「なにがあったのか言ってくれなきゃわからないでしょ?」






「……ッッ!!」






泣き叫ぶ優雅と押し問答をしていれば…







「……なんなんだ。便所まで声が聞こえてたぞ。」





眉間に皺を寄せた雅人がトイレから出てきた。






そういえば…雅人が優雅に話しかけるのは久しぶりだな…




なんて場違いなことが頭をよぎった。






「もう保育園なんかいきたくないっ!」







「あ?」







「ぜんぶ、まさとのせいだもん!!」






泣きながら叫んだ優雅。





そのまま靴を脱いで部屋に上がろうとしたけど…それは雅人が許さなかった。





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ヤクザ  極道  父親  溺愛 

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