『スキ』を伝えたい
伝えるとき
俊也sideend



「さえ!さえ~!」

ん~もぅ、誰?

目を開けると友達の唯花がいた。

「ちょっと、いつまで寝てるの?」

「え、今何時?」

「5時」

「うっそー!!!もうそんな時間?!唯花ごめん!」

「いいよ、部活終わったついでだし。」

ついでって。

「あ、そう言えばさ、なんでずっと保健室にいたの?」

それ聞きます?

仕方なく全てを話した。

「へぇ、そうだったのか。」

「うん.....。」

それからいろいろ話してわたしたちは

別れた。


唯花に聞いてもらってスッキリしたかも。

と思いながら歩いていると



「キス、してぇ?」

と公園の方から聞こえてきた。

興味をもったわたしはそっと覗いた。


「え...」

俊也と千香ちゃんがいた。


ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ

見たくない...。

急いで家に帰った。


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