翌朝、朝食を食べ終わると植木さんや組のみんなに見送られながら


緊張と一緒に車に乗った。


「結衣、緊張してんのか?」


「うん。」


「大丈夫だ。そんなんじゃ勝利出来ねぇぞ。」


隼は、おきらくだけど勝利するとかしないとかの前にやっぱり緊張する。


気に入らないと言われたらそれまでだ。


植木さんもそのままでいいと言ったけれど


由香里さんは姐さんになる為に厳しいほどの教えをうけたと言っていた。


そんな中に隼の嫁になると言って何も知らない私が行くことの緊張感。


黙りこくって言葉も発しない私がさすがに心配になったようで


「腹くくったんじゃねぇのかよ。」

耳元で響くバリトン。


「おぉ。堅気の女を舐めたらあかんぜよ。」


「結衣…声ちいせぇ」


隼が吹き出した。




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