【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


立ちすくんでいると


「結衣さん?」


植木さんに声をかけられた。


「隼…何も言ってなかったんだけど…。」


「お車のところへさぁ。」


私の背中を押した。



いつもならすぐに高野さんが降りてきてドアを開けるのに


今日はなかなか降りてこない。


一歩ずつ足を進めていくと高野さんが降りてきて


後ろの席をあけると隼の姿が見えてホッとした。




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