愛する男の胸に抱かれても
見送ることしかできない気持ち…
切なくて、苦しくて、でも愛しくて…




寝乱れて
絡まる香
愛おしみ
明け行く空に
見送る 背中


残り香の
消えゆく前に
逢いたいと
叶わぬ願い
胸に秘めつつ


胸元に
散らす花びら
愛しくて
濡れる指さき
切なく震え…


残り香を
とどめておきたく
抱きしめる
シーツも切なく
恋しさつのる



時々、むかしの女性を思うのです。
彼女たちは、どんな気持ちで
夫である人、または恋人を見送ったのかと…
通ってくる夫に、違う女性の匂いがしていたら…
ひたすら、耐えるしかなかったんだろうな…って思うのです。

好きな人に好きと言える事。
恋心が愛に変わる事。

どんなに辛くても
恋する事は、きっとやめられない事だったんでしょうね。

私も、恋する心
失いたくないな…