*****

約束していた翌日。
私は朝一番で袴田部長のデスクへ行き、ブライダルドレスのデザインが出来たことを話した。


最上梨子の代理として、宮田さんがデザイン画を持ってくる件も話し、部長のスケジュールを確認する。


「それにしても、突然出来るもんかなぁ…。」

「…え?」

「だってお前、全然進んでないみたいなこと言ってただろ?」


そうやって、少し不思議そうにする部長に、私は満面の笑みでこう口にした。


「最上梨子は、天才なんですよ。」



宮田さんに伝えた時間は14時。
その少し前に、私は1階に降りて宮田さんの到着を待った。

しばらくすると、黒のスーツに身を包んだ宮田さんが現れて、私に合図する。


この作品のキーワード
デザイナー  アラサー  ギャップ  変人  魔法  秘密  契約  ラブコメ 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。