学校から駅までの道のりを仲良く手を繋いで歩く眼鏡をかけた少年とこれまた眼鏡をかけた少女。

「今日かえってきたテスト最悪だったよー。友達には眼鏡かけてるくせに勉強できないのかよ〜とかバカにされちゃったし。」

「…そのテスト俺は百点でした〜!へへっ。」

「なによ〜さりげなく自慢しちゃって。明日もテストあるみたいだし…最悪。」

どうやら少女の方はちょっとおバカさんみたいだね。
テストの点数が悪かったらしく満点をとった少年を恨めしそうにみつめている。

「そっか〜、明日もテストあるのか〜。」

「なによ。どーせ余裕なんでしょ。」

少年はちょっとニヤニヤしながら少女の方に顔を向けた。
少女はムッとした表情。

「…いいこと思いついた!あのさ…。」

ごにょごにょ…。

少年は少女に内緒話しをするみたいに耳に手を当てた。

「はぁっ?!ちょ、なによそれ!絶対私が不利じゃない!」

少女の顔はとたんにかぁっと赤くなった。

「おっと!駅ついた。ほら、電車きちゃうよ!じゃあ、また明日ね〜。」

少年はそう言って少女から手を離した。

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