恋よりもっと。~トモダチ以上カレシ未満~
寛はもう一口、焼酎のオンザロックを含み、笑って言った。


「未衣奈が浮気してた」


「は!?」


あり得ない話に私は身を乗り出す。


「正確に言うと二股?あっちとも付き合ってたみたいだから」


「嘘でしょ」


「さっき見たからホント。
俺、今日は残業で未衣奈んち行かないって言ってあったんだ。でも、使う資料を未衣奈んちに置きっぱだったって気付いてさ。取りに行った」


寛は面白そうに話す。
たぶんシラフでは話せないんだろう。


「合鍵でドア開けようとした時、あれ?って思ったんだよ。声が聞こえるからさ、しかも真っ最中の。
でも、遠慮なく開けてやった。そしたら、未衣奈が男とヤッてた」
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