エタニティ
コーヒーを2人分用意してリビングへ行くと、シャワーを終えた陽希が上半身を晒したまま、タオルで頭を拭いていた。

その何気ない動作すら、目を逸らすことが出来ない程に美しい。

朝の光が降り注ぎ、まるで光の粒子が彼の周りに散りばめられているみたい。


……絵になる人。


私に気付いた陽希が蕩けるような笑顔を見せるので、不覚にも心臓が高鳴った。

何年経っても慣れることなんかなくって。

ずっと私は陽希にドキドキし続けている。



可愛くて甘え上手で焼もちやきの。

私の、ハルワンコ。




--- End ---
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