殺戮都市
教えてもらった通りに、目の前の空間に日本刀があると想像して……その柄を握ったつもりでグイッと引き抜いて見る。


すると、今まで隠れていた日本刀が、鋭い光を放ち、俺の前に姿を現したのだ。


「はは……出来ました」


「大丈夫みたいね。この方法は便利よ。武器を複数持ってる時は、頭の中で切り替えが出来れば、用途によって使い分けられるからね」


なるほど……明美さんが持ってるような飛び道具を手に入れたら、敵との距離で武器を切り替えれば良いわけか。


と言っても、ソウルが5個しかない俺にとっては、ガチャをしてしまえばもう死ねなくなってしまうから、まだ次の武器を考える段階ではないんだけど。


「ガチャの武器って、今ある物で全部なんですか?星5とか星4の数は増えたりしないんですか?」


日本刀を放して、消えるのを確認した後、俺は素朴な疑問を呟いた。


俺が星5の武器を手に入れた事で、星5レアの残りは0になった。


そうなると、あまりガチャに魅力を感じないように思えたから。


「そうでもないの。何日かに一度、ガチャが追加されるわ。そうなったら大変、皆新しい武器を手に入れようと、狂ったようにガチャをするのよ」
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