シングルアゲイン

それから

毎日、忙しい日々が続いた梱包の仕事を主に扱う仕事だったが、工場も経営してたので、大変だった寒い冬にラインの仕事は大変だったでも洋介といられればそれで良かった何も求めなかった、そうこうするうちに、お腹に子供ができた、旦那さんの洋介も飛び上がって喜んでくれた、「男の子かな」日増しに大きくなるお腹をながめながら母親になる誇りと期待で胸がはりつめていた
洋介は家に帰って来ては大きくなかったら野球選手にさせたいだとか、いつも言う様になった。
秋の寒い日陣痛が起きてそして、生まれた男の子真知子に似た大きい目の男の子だった、母親になった誇りと責任感からか真知子の顔は少しキリッとした、ある日外に散歩に出てる時だった車が真っ直ぐに走ってきて他ごとを考えているとき、子供が落ちたボールを追いかけて車道に飛び出したその瞬間、キキッ鈍い音が周りに響いた。
雪男!!
すぐさま駆け寄ったが額から血が出てそして雪男はそのまま病院に運ばれたまだ肌寒い雪がちらちらする頃だった、病院に洋介は飛んできて
でも手術のかいなく、亡くなってしまった。
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