*1日目*





次の日、出勤したらすでに課長の転勤の話は噂となって社内中を駆け巡っていた。


「課長、本当にニューヨークに行っちゃうんですか?」

「寂しいです…。これから誰を目標にしていけばいいんですかぁ…」


そんなことを言うのは女子社員だけではなくて、彼を慕う男性社員や他部署の上司たちも惜しそうに彼を見ている。


本当に課長って、周りから好かれているんだな、と改めて思いながら、あたしもその輪に紛れ込んでいく。

それは好き好んでではなくて、部屋の前まで人だかりで、そこにまぎれなくては中に入れないから、なんだけど。

すみません、と言いつつ中に入っていけば、以外にも課長の周り以外に人はいないから、ホッと一息ついて席に座った。

そして改めて課長の方を眺める。

あの人と、あたし、付き合ってるんだよね。








(仮)だけど。

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オフィスラブ  年の差  上司  切キュン 

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