Shining Moon&Star's 完結
覚悟と、涙と、後悔
「雫月!!」


玄関に入ると、響輝くんに出迎えられる。


「あ、星夜も」


星夜に気付いた、響輝くんが言う。


「よっ!久しぶりだな」


星夜は、響輝くんに視線を合わせる。


「来るなら、来るって言えよな」


響輝くんは、自分の家でもないのに、、、


そんな言葉を、口にする。


「わりぃな」


星夜は、そんな響輝くんに苦笑いをしながら言う。


「仕方ねぇから、上がれよ」


響輝くんは口では、そんなことを言っているが、、、


正直、星夜に会えて嬉しいんだろう。


てか、響輝くんって、こんな性格だっただろうか?


ふと、そんなことを、考えさせられた。

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