私をひとりじめ
Ⅰ 出会いと全ての始まり
「よっ、亜果利、久しぶり!
元気だったか?」

彼は、片方の腕を上げて、私に声をかけてきた。


彼は目尻を下げて微笑みながら、私の目の前に立っている。


その彼との出会いは10年前に遡る…。


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