「何やってんのぉ?」


坂の下から私は声をかけた。

坂の中腹には夫がいた。
夫の源士(げんし)37歳。

きらびやかなイルミネーション輝く繁華街の片隅。

夫が入ろうとしていたどピンクの外壁の建物。
その隣に人影が見えた。
夫の右腕に腕を絡める女の子。


坂の下と中腹で、私たち3人は顔を見合わせた。


「何やってんの?」


私はもう一度言った。
トーンを変えて。

っていうか、若いお嬢さんとホテルですることなんざ、ひとつだわな。

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