2週間後、私はまんまとマックスストレングスジム(通称MSジムというらしい)にやってきた。

予約しちゃったし、足のお礼も言いたいし……なんて言い訳しつつも、
雄大くんの顔が浮かぶ。

彼のキラキラスマイルが見たい……。
いやいや、そんな理由は無しだ。
ただのミーハー精神じゃないか。

私は一途に『痩せる糸口』を探してやってきたんだから。

表の駐輪場に自転車を停め、中に入る。
整骨院フロアとジムフロアに別れているけど、すごくオープンな感じ。

ジムの受け付けにおずおずと顔を出すと、若い女の子が私に気付いた。


「こんにちは!」


おわっ!
元気いい!


「あの、体験で……」


私は消え入りそうな声で言った。

この作品のキーワード
浮気  ダイエット  夫婦  主婦 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。