漫画みたいな恋がしたい
ゆれる思い
1年の冬のある日


「安西さんちょっと来て」

放課後、教室で帰り仕度をしていると入り口から呼ぶ声が聞こえる

そこには中学生には見えない、大人びた先輩の女子生徒が3人立っている
呼ばれた声に気づき近づいた。

「あの――私に何か?」

「ここでは話にくいからちょっとついて来て」

訳もわからぬまま3人後ろをついて行った。たまについてきてるか確認するために振り返る。

周りのみんなは、不思議そうな顔でこっちを見ていてる。みんなに見られている事もあり、恐怖心も出てきた。

そして人気のない校舎裏につれてこられ…

「あの…先輩ですよね?私…何かしました?」

3人はお互い顔を見合せ笑っている

「はぁ?てかさぁ、あんた桜君の何?
彼女な訳?付き合っての?」

3人の中でリーダーらしき人が私に言い寄ってきた

「いえ…別に…付き合ってるとか、そう言うのじゃなくて…幼馴染みです」

「幼馴染みだって、ハハハ笑わせないでよ。あんた少女漫画の見すぎじゃない!」

3人とも大笑いしている

なんで笑っているのか、全然わからかった

「へぇーじゃあじゃあ小さい頃からずっと一緒でーすみたいな?」

「そう…です…」

否定出来なかった実際にそうだから

「ウケるんですけど」

と、リーダーの一言で3人の表情と周りの空気がが一気に変わった

「あんた、幼馴染みのくせして桜君の事なーにも知らないんだぁ じゃ教えてあげる」
< 12 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop