secret act Ⅰ

点と点




3回目の図書当番の時、一ノ瀬先輩と一緒になった。


以前、学校では直接話さないでほしいと言っていたが一緒になれば寧ろ話さない方が不自然か.....


『一ノ瀬先輩、こんにちは。』


「あれ?話していいの?」
声をかけられたことにビックリしている。


『はい。寧ろ話さない方が不自然かと....あの時は全く接点がないのに話すことによって目立ちたくなかったんです。自分勝手してすみません。』


頭を下げ謝った。


「別にいいよ。なんとなく言いたいこともわかるし.....じゃ、これからは普通に話しかけて大丈夫かなっ?」


『はい。........必要以上だと困りますけど.....』


あははっと笑いながら
「わかってるよ。」と言ってくれた。


そんなやり取りを少し離れたところから藤城君が見ていた。


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